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hearing

2022年1月28日

みち

聞く瞑想

新しい年を迎えました。

どんな年になるのか、心を這わせて

丁寧に生活のリズムを

作っていこうと思いながらも

日々は慌ただしく過ぎていきます。

 

前回、ご紹介した「食べる瞑想」

私も一緒に取り組んでいく決意でしたが

新年になってできたのは3回でした。

でも、食べる瞑想をしたときは

集中でき、心がクリアになり

感謝の気持ちが湧いてきます。

 

その食事のとき、集中できる状況が

がなかなか難しいのかもしれません。

一人で食事に取り組んでいても、

さまざまな仕事や用事が

頭をよぎっていったり、

人の話し声や、車の走る音など

気になったりすることもあります。

 

そこで、今回は「聞く瞑想」をご紹介します。

身の回りの音が気になって

集中できない感覚になることもある、

その音にあえて目を向け

さまざまな音に意識を集中させるのが

聞く瞑想です。

 

聞く瞑想の実践方法
 

最初はできるだけ静かなところで

やってみましょう。

体勢はゆったりと座るか

横たわっても大丈夫です。

そして軽く瞳を閉じて

さぁ、聞く瞑想スタートです。

 

どんな音が聞こえてくるか感じる

 

自分の耳に意識をむけ、

まずはおおまかにどんな音が

耳に入ってくるのか感じてみましょう。

さまざまな音があるかもしれませんが

そのまま、耳に受け入れるような

心もちでいましょう。

 

聞く瞑想が慣れるまでは

突然の音が集中を切らして

しまうことも。

スマホなど急に音がなるものは

切っておいたほうが

いいかもしれません。

 

でも、突然の音に

集中が途切れたとしても

失敗したと思わずに

その事実をありのままに

受け入れましょう。

そして「音に集中しよう」と

心の中で呟いてから

瞑想に戻りましょう。

 

ひとつひとつの音をじっくりと聞く

 

聞こえてくるそれぞれの音に

丁寧にじっくりと耳を傾けます。

例えば、人の話し声、テレビの音、

時計が針を刻む音、車の走る音、

風の音、雨音、鳥の泣き声など。

 

それらひとつひとつに

意識を向けてみましょう。

さまざまな音の中から、

今は秒針の音に集中し、

味わったら、次は風の音に集中しと、

順番にじっくりと味わってみましょう。

 

聞こえてきた音の良い、悪い、

好き、嫌いなどの判断はせず

ありのままに受け入れていきましょう。

 

複数の音を同時に聞く

 

ひとつひとつの音に集中したら

それらの音をすべて一緒に聞いてみましょう。

さまざまの音を一体的に

とらえるイメージです。

耳に入ってくるたくさんの音、

そのすべてが今、

この時間を作っている大切な音。

感謝の思いで聞いてみましょう。

 

最初は2,3分から、やってみて

慣れてきたら徐々に時間を増やしながら

取り組んでみてください。

 

聞く瞑想は、

音に集中し観察していくものですが、

自分の心に集中することに繋がり、

心を整えていく

マインドフルネスに繋がります。

 

ぜひ、一緒に取り組んでいきましょう。

 

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みち
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