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108

2015年11月17日

バンデミエール

『太陽礼拝108回』あなたはどう過ごす?

12月を目前に、街はクリスマスモードへ。
そして少しずつ、今年を終えて、新しい年へと向かう準備がはじまっています。

ヨガの国、インドのお正月は「ディワーリー祭」
太陰暦に基づき、10〜11月の新月の日を境に新たな年が始まります。
フェスティバルでは、ヒンズーの教徒たちが光を手に集まります。
空からの光がお休みとなる新月の日に、ランプやろうそく、ランタン、花火・・・その人それぞれの光。
捧げる先は、美と豊穣、そして幸運の神、ラクシュミーです。
その光景はとても幻想的なんだとか。。

と、インドでは既に新しい年が始まっているそうですが、
ここは日本。
日本式の年末年始を、ヨガとともに過ごしましょう。

 

この時期、多くのヨガスタジオで開催される『太陽礼拝108回』
毎年、開催するスタジオは増えていますよね。
それだけ、人気なのでしょう。

でもやっぱり108回。ちょっと覚悟がいる数字。。
太陽礼拝って1回でもきつくない?

・・・その数字と動きの根拠を知れば、やってみようって思えるかも?!

 

 

なぜ、108回?


ご存知、仏教用語「煩悩」の数。
除夜の鐘と同じ数ですが、実際には煩悩の数は宗派によってまちまちです。

煩悩とは、「自分にとって、手放しがたい愛着や執着」とする宗派では、
108の数の所以を下記のように語ります。

愛着や執着は、行動や環境によって構成されるものです。

まず、行動編。自ら動いた場合。
人間の受容体、6つの器官:眼・耳・鼻・舌・身・意
五感と、「意」は、心とか細胞とでも訳しましょうか。
これらが働くことで色んなことと出会って行くわけですが、
そのときにわたしたちは、出会ったものが自分にとって好きな感じか、嫌いか、
それともどうでもいいか、主にその3種類の判断を下すわけです。

ここで、6×3=18 と18通りの感覚が生まれます。

そして、環境編。受動的にモノゴトと出会う場合。
わたしたちにいろんな感覚を気づかせる、6つの要素:色・声・香・味・触・法
眼で色を、耳で声を・・・言い表せないものたちを心で受取って行くわけですが、
彼らもわたしたちに、大きく3通りの感じ方を与えます。
苦しいのか、楽にすんなりか、それとも、どうでもいいか。

同じくここで 6×3=18 の18通りの受取り方が。

18+18=36

そして、それは生きていく中で絶えず繰り返され、更新されていきます。
過去・現在・未来の3つのフェーズ。

36×3=108

と。

ふぅ。あくまで一説ですが、根拠のある計算で興味深いですね。
なんとなくですが、108の意味がわかった気がします。

 

 

なぜ、太陽礼拝?


太陽礼拝は、読んで字のごとく、太陽に捧げるお祈りです。
これもまた、流派により様々ですが、太陽礼拝の動きは12のポーズで構成されることが多く、
これは、太陽が12ヶ月かけて黄道上の12の宮を移動することに由来するとされています。
すなわち、この1周の動きで1年という数字を表すことができるわけです。

その動きもまた、太陽への感謝や自然への賛美を表現しています。
吸う息で伸び上がる1つ目の動き、何か植物が空へ向かって伸びゆく様だとしたら、
そこでの光を実りに変えて、大地へと新たなタネを落とすように、吐く息の深ーい前屈。
産み落としたら今度は新たな生命を育む土壌となるかのような、地を這う動き。
そこからまたタネは芽吹き、空へ向かって成長し・・・的な?

自然だけでなく、人の一生にも例えられそうですね。

と、このひと流れのまぁるい動きが意味するものは、周期。
そして、ひとたびはじまると、呼吸に合わせて絶えず動き続けられるように作られた流れが、
この周期が螺旋のように絶えず繋がっていることを意味しています。

何の周期を重ねるか、感じるかは、あなたがみつけてくださいね。

 

 

というわけで・・・太陽礼拝108回。


今年を振返り、新たな年を迎える準備。
108にも太陽礼拝の12にも、〈新年〉につながるキーワードがたくさんですね。

でもまぁ、本音としては、
こんなきついのやるなんて、正月気分のときくらいだわ!
といったところでしょうか。笑
だから、別に軽い気持ちで参加しちゃって、全然いいと思います。基本的には。

ただ、せっかく決意したなら・・・

最初の36回はこれまでのことに捧げ、
次の36回では現在の自分をみつめ、
最後の36回は未来へ祈る。

でもよし。

長寿の時代。一生を108として、
1年1年を重ねていくように太陽礼拝をつむいでいく。
とりあえず、自分の年の数を目標に頑張ってみようかな。

でもよし。
どんな風に108回を過ごすのか、自分の中で整理してみることで、
さらに有意義な時間を過ごせそうです。
参加を検討している方は、ぜひご自分の目標に沿って、
チャレンジしてみてくださいね。

途中でやめたっていいさ。
108の道の中、何を感じるかはやってみないと得られないからね。

 

様々なスタジオが企画し、多くの人が参加する『太陽礼拝108回』
みなさまそれぞれに、素敵な何かと出会えますように。

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バンデミエール
バンデミエール・ヨガセンター 東京・押上を拠点とするヨガスタジオ。 性別や障がい、経験の有無に関わらず、お客様もインストラクターもスタッフも、すべての人がヨガを自分らしく、長く楽しめることを目指して活動。 レギュラークラスの他、オリジナルWSの『ヨガゼミ』、インストラクターのブランディングを目指す『Special Class』などのコンテンツを中心に展開中。

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