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karada

2015年6月3日

yogakko編集部

腱や筋肉に組み込まれた、2種類の感覚器官の相反するヒミツ。

2種類の感覚器官の相互作用・・・の前に、腱や筋肉の事から。
「筋肉」と「腱」ってね
筋肉は、関節をまたいで、その両端が骨に付着しています。
そして、骨に付着する部分は腱になっています。

筋肉が収縮することで、関節は曲がったり、伸びたりの動作を行なうことができます。
まぶたを開閉する筋肉のように、端が骨についていない筋肉もあります。

 
「筋膜」と「腱膜」ってね
筋肉は1つの目的を行なう1つのかたまりごとに筋膜(きんまく)に包まれています。
さらに腱が薄い膜のようになった腱膜(けんまく)に包まれていることもあります。

筋膜や腱膜は、目的や収縮のしかたがちがう筋肉群の間を仕切ってくれて
筋肉どうしが直接、こすれ合わないようにしています。

 
緩めているのに緊張!?
筋肉をストレッチしていくと、この2つの系統が、「収縮」と「緩和」という相反する信号を送ります。
収縮と緩和では、前者の方が強いため、筋肉は緊張したままになります。

しかし、ストレッチを続けると、収縮信号が次第に弱まり、緩和の命令が優勢になります。

 
切り替わるタイミング
実は、この推移には時間がかかります。
ストレッチを15~30秒続けるうちに推移が生じて、緩和信号が次第に大きくなります。
そして、2分以内に優勢になります。

 
“3呼吸”も理にかなったカウント!?
ヨガのポーズが根気よく15秒~2分維持する理由は、このメカニズムの為ですね。
人にもよりますが、3カウントは15秒くらいでは無いでしょうか。

その時点に達して、ようやく筋肉が緩和してくるという事ですね。

 
相反するのに、必要なもの。
よくある、人付き合いみたいですね。
緊張が解ける瞬間って、なんだかいいですよね。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/骨格筋

http://ja.wikipedia.org/wiki/ストレッチ


http://www.amazon.co.jp/ホーム・メディカ-家庭医学館


 

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