シンギングボウルの特徴を、『シンギングボウルって?その3~音の謎~』までお話ししてきましたが、今回はヨガとの繋がりについて触れてみたいと思います。
□ヨガとチャクラ
ヨガでは肉体だけでなく、チャクラという体内のエネルギーセンサーにも働きかけます。
体=魂=エネルギー
その主要となる大きなエネルギーの渦を巻くチャクラの7つ。
それぞれのチャクラは場所により、身体に働きかける繋がりが異なってきます。
たとえば
・第一チャクラなら会陰部のあたり。尾骨の先端少し先。
・大地としっかり結び合い土台となるところ。
・赤い色。
など。その特徴を持っています。
*さらにチャクラにはそれぞれの
“音”も持っています。
これが音と繋がる理由です。
- 第一チャクラ → ド
- 第二チャクラ → レ
- 第三チャクラ → ミ
- 第四チャクラ → ファ
- 第五チャクラ → ソ
- 第六チャクラ → ラ
- 第七チャクラ → シ
となっています。
(※現代でいう音階ではなく、古代“ソルフィジオ”での音階です)
チャクラだけでなく、尾てい骨から始まり背骨を通して頭蓋骨まで、骨にも合う音階を持っていて、このチャクラのもつ音階とほぼ一致します。
胸のチャクラを活性させたいときは、
“ファ”の音を聞くとチャクラの回転がスムーズになる手助けとなり良いとされています。
大地へと根付くようなどっしりとした安定感のほしいときは低い音
“ド”。
ひらめきを得たいときには高い
“シ”の音など、状況によって音でアプローチすることができるのです。
ヨガでアサナをとっているとき、どこに集中しているでしょうか。
ヨガの流派にも変わってきますが、ポーズをとるということはまず体に意識が向き始めます。
そして呼吸やプラーナなど。
肉体を使い意識をコントロールし、集中していったその先に向かう過程の中でチャクラは大きく動きます。
その動きを、違う側面からである
“音”からもアプローチを加えることができるのです。
音は意識を超えて直接エネルギーへと届きます。
(ここまでシンギングボウルの振動や音についても、エネルギーに触れてきましたね)
自分で感じていようがいなかろうが、意識とは別としてエネルギー・チャクラは音の導きで自然と活性してきます。
音はヨガの手助けとなるもうひとつ加えることのできる方法でしょう。
最終回となる次回では、ヨガと組み合わせた“シンギングボウルヨガ”とはどういったものなのか。
シンギングボウルに関わらず、クリスタルボウルヨガというレッスンも年々増えているように感じます。
音と組み合わせるヨガとは。
『シンギングボウルって?その5~シンギングボウルとヨガ~』
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【音のヨガ専門講座:https://vende-school.jp/course/unitup_syc/】ハタヨガに音をプラスした、新しいスタイルの「シンギングボウルヨガ」を主に活動中。からだの状態や年齢にかかわらず、幅広い方にもヨガと音楽療法の相乗効果をお楽しみいただけます。
*バンデヨガ・インテグレーション(養成講座)における音のヨガの専門講座『Sound for Yoga(SYC)』創設、講師を務める。
*全米ヨガアライアンス(RYT200)修了、
バンデヨガ・インテグレーション(VYI200)修了、
各種専門講座修了、
シンギングボウルサウンドヒーラー、
yogamusic CD解説ライター
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