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2015年7月20日

バンデミエール

知れば知るほどかわいいヒンドゥーの神と、ヨガをつなぐ言葉。

ヨガスタジオが発信することって、ヨガだけじゃないよなと、
いろんなスタジオさんをみていていつも感心しています。

バンデミエールでも、集まってくださるみなさまに、
ヨガを取り巻く色んな世界を楽しく知ってもらいたいなぁと、
プラクティスだけじゃなく、色んなことを発信しています。

その中のひとつに、あるブログシリーズがあります。

『インドの神様を(ゆるゆると)語ってみる』
ヒンドゥー教の様々な神様を描いた、ゆるゆるのイラストと共に、
つっこみどころ満載のインド神話のバンデ的解釈をお届けしています。

これが割と反響いただきまして、番外編でyogakkoでも書いてみようかなと、
調子にのってPCをぱちゃぱちゃし始めてみました。

というわけで、今日は『ヒンドゥー教の3人の偉大な神』をヒントに感じたことを書いてみます。

今回登場人物はみなさまご存知のこの方、

iPhone-2015.05.14-20.38.40.000

シヴァさま
インドでは大人気というこの方、

iPhone-2015.07.15-15.49.23.000

ヴィシュヌさま
そして、インドではちょっと人気ないけど、イラストでは大人気だった

iPhone-2015.05.21-15.46.19.000

ブラフマーさま
ですね。

ゆるさに驚かれました?
かわいいでしょう。急に神様がかわいくみえてきたでしょう。
敬意を示してのこのイラストです。こんな視点もありでしょう?笑

 
この3人の神様は、本来はひとつの存在。
この宇宙の創造と維持、そして破壊と、姿をかえて現れる神様たちです。
まあみなさま、キテレツな逸話の持ち主ですよね。。
ケンカしてみたり、泣き崩れてみたり、女おっかけてみたり、激怒してみたり・・・
この人たちの一挙手一投足で世界は動くんですから、
お願いだからもう少し丸くなってと言いたくなるほど、
情熱的でエモーショナルでおもしろすぎる神様たちです。。

 
ヨガの中で、この神様たちを感じると言えば、〈aum〉の言葉。
維持のヴィシュヌを意味するa、破壊のシヴァを意味するu、そして創造のブラフマーを意味するm。
この言葉で宇宙の全てを表現するとか言われています。

おもしろいなと思うのが、なんとなく創造→維持→破壊って順番がしっくりくる気がするのですが、
この言葉は維持からはじまり、そして創造でおわること。
そりゃ破壊でおわったら元も子もないかと冷静に考えればわかるのですが、
そうですよね、破壊は次の創造のためのステップであって、終わりは始まりとはよく言ったものです。

 
そういえば、こんな歌、ご存知ですか?
もうすぐ今日が終わる やり残したことはないかい
親友と語り合ったかい 燃えるような恋をしたかい
一生忘れないような出来事に出会えたかい
かけがえのない時間を胸に刻み込んだかい
・・・はあ、キュンキュンする。笑
「かりゆし58」さまの『オワリはじまり』です。

なんというか、日々を全力で生きる先に明日があるって、素敵ですよね。
今ここに、ちゃんと在るから、未来につながるっていう。

 

神様たちも、ほんともういい加減にしろって思うようなエピソードばかりですが、
彼らは絶対やり残すなんてダサいことはしないし、
友を思う時は本気で思って鬼にもなるし、恋もストーカーになろうがなりふり構わずだし、
だからこそたくさんのドラマを生んで・・・
ほんと、がむしゃらな生き様。神様なのに。

ヨガをしていると、感情に振り回されたりこだわったり、それらを一度解除しましょうなんて言ったりして、
静寂だったり達観だったり、落ち着いた時間を過ごしていきますが、
それらは、日々を一生懸命、健やかにがむしゃらに生き抜くためのツールだなってつくづく感じるのです。
がむしゃらな日常を、一旦リセットするヨガ。そして健やかなからだでまた明日へと向かう。
改めて、a・u・mですね。
あら、なんかかわいい顔文字みたいになった。笑

まあ、バンデヨガではあんまりマントラ唱えませんけどね。笑
唱えなくても、からだは賢いから、ちゃんと理解してくれてるなって思います。

 
さあ、みなさま、今日も素敵なaumの中へ。
この世界のあちこちで起こるヨガの神秘に、今日も幸せを感じています。

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バンデミエール
東京は下町、〈押上〉と〈千駄木〉を拠点とするヨガスタジオ。 お客様もインストラクターもスタッフも、すべての人がヨガを自分のために、長く楽しめることを目指して活動。 レギュラークラスの他、オリジナルWSの『ヨガゼミ』、インストラクターのブランディングを目指す『Special Class』、指導法を詳しく学ぶ『養成講座』などのコンテンツを中心に展開中。

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