まだまだ日本での知名度が低いクンダリーニヨガ。
でも案外、ヨガの練習中やシャバサナでゆったり寛いでいる時に、クンダリーニヨガの音楽を耳にしていること、あるんですよ。
それというのも、クンダリーニヨガお抱えの(?)ヨガミュージシャン達が、たっくさんのヨガミュージックを作っているからなのです。
クンダリーニヨガの練習では、マントラを唱えたり歌ったりすることが多くあります。
本拠地である米国のアシュラムでのティーチャートレーニングでは、アシュラムに在住するミュージシャンや先生方がギターやタブラ、ハルモニウムを演奏しながらのライブをバックミュージックに練習したり、マントラを一緒に歌ったりしていました。
贅沢ですよね〜。
この曲は練習を始める前に必ず唱えるマントラです。
『 Ong Namo オン ナモ
Guru Dev Namo グル デェヴ ナモ 』
『私は神聖なる智慧につながります。私の内にある神聖なる師につながります。』
私達は普段、余りに情報に囲まれ過ぎていて、本当に大切な情報や知恵というものが、実は自分自身の内にあるのだということを忘れがちです。
ヨガの練習でも一番耳を傾けなければならないのは、自分自身の体の声。
それを無視してしまうと怪我になりかねません。
クラスの前にこのマントラを唱えるのは、自身の内なる智慧と先生を呼び起こし、意識的になるという目的があるんですよ。
こんなダンスバージョンもあります☆
クンダリーニヨガには腹筋をバシバシ鍛えたり、パワフルなエクササイズもあるので、こんなハウスミュージックに乗って練習もしてしまいます〜。
時には数日に渡るクンダリーニヨガ三昧なお祭りが、米国を始め南米、欧州にはあります。
各国のクンダリーニヨガミュージシャンが一同に介し、ライブ付きのクラスが受けられるという贅沢なお祭りです。
数千人が集まりマントラを唱えていると、その響きが体を、会場を震わせます。声のパワーをダイレクトに感じます。
クンダリーニヨギィ、ヨギーニはマントラミュージックで踊ることが大好き☆ こうしたお祭りに限らず、クラスでも踊ったりすることがあります。
踊ることで気持ちを解放し、気分一新できますよね。無心に音に合わせ体を動かしていると、まさにヨーガの極地。
音と体が一体となり、その響きは風にのり大地を駆け、天へと昇ってゆきます。
『 Adi Shakti アディ シャクティ』
シャクティとは地球のエネルギーです。クンダリーニはこのシャクティのエネルギーが含まれています。
原始のエネルギー、私達にとって最も大切なエネルギーです。
シャクティもクンダリーニも、女性的なエネルギー。原始の創造的な力です。
この母なるエネルギーを呼び起こすことで、不安感から解放され、行動の自由を手に入れることができます。
クンダリーニヨガの音楽が一番使われているのは、ヒーリング的なメロディの曲ではないでしょうか。
(実際、クンダリーニヨガのマントラだと全く知らずに使われているのを何度か耳にしたことがあります☆”)
シャバサナにピッタリの美しいマントラと歌姫の声ですね♡
『Guru Guru Wahe Guru グル グル ワヘ グル
Guru Ram Das Guru グル ラム ダス グル』
謙虚さと心身の休養をもたらすマントラです。セルフヒーリングや感情のリリーフを促します。
グル・ラム・ダスは、クンダリーニヨガを西洋へ広めたヨギ・バジャンの心の師とも云えるマスターです。
ヒーリングマスターとも云われ、精神的な道を光で示し、守ってくれる存在でもあります。
グルとは、暗闇を光に転換するものです。
聖者の名を唱え、その性質を自分に呼ぶ込むことで自身の内なる光を輝かせてゆくマントラです。
馴染みの薄かったクンダリーニヨガ、少し身近になってきませんか〜☆
そして実は実は、あなたもクンダリーニヨガのマントラを耳にしていたりするのではないでしょうか☆”
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エナジーヒーリング、カフナボディワークなど、心、体、スピリット、魂を揺さぶる全てをライフワークとして従事。そして、それらをシェアすることをこよなく愛する、KRI認定クンダリーニヨガ講師。
ヨーガ仲間より「ゆきゑ節」と称される剽軽な喋りは、クンダリーニヨガを教える時に「世界の美しい宝石をちりばめた言葉」へと変容し、深いジャーニーへと皆様を誘います。