カパラバディとは
カパラバティは、ハタヨガから生まれた、
身体を鍛錬し浄化する方法のひとつです。
食後は避け、空腹時に行うことをすすめられているので、
私にとっての丁度よいタイミングは、
食事の準備をしているときだと気づき、
余裕のある日は家事をしながら練習しています。
本来は、胡坐の姿勢で行うべき呼吸法なのであまりオススメは出来ませんが、
私は野菜を切る時に遅めのペースで行っています。
かぼちゃや根菜類を切る時、吐く息で包丁を入れます。
これがとっても気持ち良いのです。
ゆっくり息を吸って包丁を持ち上げ、吐きながら野菜を切っていると、
作業瞑想の効果もあって集中力が高まります。
キュウリやキャベツ等を千切りにする時は、ペースを速めて呼吸をすると、
鼻から出る空気の音が、心地よいリズムになり、楽しくなってきます。
お腹を膨らませたり引き締めたりするので、キッチン台に寄りかかりながら家事を行うこともなくなります。
両足でしっかり踏ん張っているので、姿勢も良くなります。
カパラバティの注意点
ただし、カパラバティは高度で危険性も高く、腹式呼吸が出来ていないと難しい呼吸法です。
まずは、信頼できる指導者のもと、練習を重ねましょう。
めまいや痛みを感じたら直ぐに練習を中断しましょう。
心臓疾患や高血圧の持病がある方や、妊娠中、生理中も避けたほうが良い呼吸法です。
では、無理のないように練習してみましょう。
カパラバティのやり方
①楽な姿勢で座ります。
②背骨をまっすぐに伸ばし、手は膝の上におきます。
③目を閉じて、身体全体をリラックスさせます。
④鼻から深く息を吸い、お腹を膨らませます。
⑤鼻から息を吐き、お腹を強制的にへこませます。
⑥次に息を吸う時、自然にお腹が膨らみます。
⑦10回繰り返し、深い呼吸を行います。
カパラバティの効果
この呼吸法は、腹筋や横隔膜を鍛えるだけでなく、
内臓の強化、消化促進、血行の改善、ナディ(プラーナの通り道)を浄化など肉体的な効果のほかに、
ストレス解消など精神面にも効き目があります。
練習は楽しくないと続きません。
楽しくないと上手くもなりませんね。
楽しく練習できる方法を探してみましょう!
自分なりの練習方法を見つけると面白くなってきますよ。
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出産後、育児の気分転換を図るためにヨガを再開、これまでにない解放感と清々しさを覚えヨガを学ぶ決意をする。
家事や育児、仕事や趣味の中にあるヨガの種をみつけ、日々の生活の中でヨガを実践しています。