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2015年12月10日

ミユキ

瞑想を習慣化するには?

ヨガ・瞑想クラスやヨガインストラクター養成スクールにて瞑想指導を担当させていただいていた際に、生徒さんから「瞑想って続けることが難しい…」といったお声を聞くことがあり、ぜひ瞑想が暮らしに根付き、よりご自身らしい日々をお過ごしいただけたら…と、暮らしに寄り添うやさしいちょこっと瞑想をご紹介しています。

(前回の【ちょこっと瞑想 すき間坐禅】はこちらからどうぞ→http://yogakko.com/library/clearance/ )

 

 

『我々は、繰り返し行うことの産物である。それ故に、卓越性は一つの行為にではなく、習慣にある』
とは、アリストテレスの言葉ですが、いい習慣を積み重ねることによる人生への前向きな変容の大きさをヨガや瞑想を通じて感じます。

 

ヨガも少しの時間でも毎日行うことでこころとからだがその効果を実感するように、瞑想も毎日行うことで様々な恩恵(ストレスの低減、集中力が高まる、リラックス・安眠効果、学習・知覚などの脳の働きの向上、こころの安定、幸福感の向上など)を私たちに与えてくれます。

 

それでは、瞑想を習慣にするためには、どんな心がけが大切なのでしょうか。

 

 

瞑想を習慣化するためには、
・ご自分にとって一番やりやすい瞑想法を見つける。
・瞑想を行うことで、自分自身がどうなりたいのか意図を持つ。
・毎日のなかで確保しやすい時間を決める(朝や夜など)。
・坐る場所・環境(坐布を用意したり、静かな落ち着く部屋など)を決めておく。
・短い時間でもいい。毎日ちょこっとずつと自分にプレッシャーをかけない。
・いい瞑想、悪い瞑想はありません。坐ったこと、やったことでパーフェクト。 自分を裁かない。
 

そんな小さな心がけが、瞑想を日課とすることにつながるのではと思います。

 

 

 

 

ヨガの根本教典「ヨーガ・スートラ」には、

「これらの心の作用は、修習(アビイアーサ)と離欲(ヴァイラーギャ)によって止滅される。」(サマーディ・パダー12)

と書かれています。

 

「心の作用」とは、思考や感情などの揺れ動きのこと。その揺れ動く働きを鎮める(止滅させる)ためには、「修習」と「離欲」が大切であると教えてくれています。

 

 

「修習は、長い間、休みなく、大いなる真剣をもって励まれるならば、堅固な基礎を持つものとなる。」(サマーディ・パダー14)

真剣に、継続的に取り組めば、それが強固な礎となるのだと励ましてくれているかのようにも書かれています。

 

実際、瞑想を続けていると自分自身のなかに、安定し揺るぎない安らぎの場所が在ると感じ、それが自分自身の基礎・土台になっていると感じるようになってきました。

 

ただ、それを求めすぎて、瞑想の結果や成果にとらわれないようにと、「離欲」も大切であると書かれています。

 

「大いなる真剣をもって」取り組むために意図を持ち、真摯に取り組みながら、その結果に対しては執着しない。そのままを受け入れる。

 

そんな姿勢が、いずれ瞑想が日々の生活の一部となり、暮らしに根付き、心の安定や安らぎ、真実を観る目を養うことに繋がっていくのではないでしょうか。

 

 

あなたの日々に、自分自身へと向かう静かな時間がありますように…

あなたに安らぎと喜びがありますように…

Om shanti shanti shanti…

 

 

 

*引用文献:「インテグラル・ヨーガ パタンジャリのヨーガ・スートラ」スワミ・サッチダーナンダ著 伊藤久子訳 めるくまーる刊

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ミユキ
新体操でインターハイ、高校選抜個人総合優勝などの成績をおさめた後、プロダンサーとしてヨーロッパ公演などに出演。ハタヨガ、陰ヨガや瞑想、ハーバルセラピーなどを学び、ヨガインストラクター養成カレッジにて瞑想・ヨガ哲学指導担当後、現在は複数のクラスの他、自ら主宰する【こころとからだのアトリエ和心】にてプライベートレッスンやオーダーメイドハーブティーを創作。瞑想マスターからイニシエーションを拝受し日々の瞑想を実践。

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