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2016年4月24日

rietoyama

お尻マッサージのススメ!

あなたは腰痛を経験したことがありますか?

腰痛に悩む日本人の数は、約10人に1人が「腰痛持ち」。
原因は様々ですが90%の人が一生に一度は腰痛を経験すると言われているそうです。

その中の理由のひとつ。
お尻の筋肉に注目し、こちらにご紹介いたします。

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“ぎっくり腰” は、突然はなりません。
必ず嫌な予感があるのです。

様々な理由はありますが、
寒い時期。
立ちっぱなしのお仕事。
ストレス過多。
長時間座っての作業。
胃腸の調子が悪い時。
ヨガの練習過多。など。

悪化する共通項は、疲労+凝り固まるという状況です。

 

腰の違和感・お尻の上部が筋肉痛みたいに凝っている感覚。
ここは『梨状筋 (りじょうきん)』といって
ぎっくり腰の方がよく硬くなっている箇所。

これらの腰痛に簡単な対処法として、テニスボールなどでお尻をマッサージをすると効果があることがわかりました。
ボールをゴロゴロと転がすようにマッサージします。

ポイントは、緩める事
陰ヨガと同じ理論。

梨状筋の位置がわからなくても、押して気持ちいい所がこわばっている所なので、中臀筋でも大臀筋でもOK。
ゆるゆると、緊張している所をゆるめます。

梨状筋

梨状筋は坐骨神経と関連しており、
ここがこわばると下半身への血流が減り、冷えやこむら返りを誘発し、下半身に疲れと毒素を溜め込みます。

このボールマッサージをしていると下半身の血流が良くなり脚がポカポカしてきます!
頑固な足の冷え、むくみが取れない方にもオススメです!腰痛にも美脚にも。

一度、騙されたと思ってやってみて!

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【梨状筋の作用】

⚫︎大腿骨を外にまわす
この動きを股関節の外旋(ガイセン)といいます。
外旋すると梨状筋は収縮し、大腿骨と仙骨を近づける方向に力が働くため、股関節の安定性を高める役割をします。

【梨状筋が硬くなる原因】

⚫︎大きな原因は「老化」です。
加齢や運動不足により、筋肉の疲労が回復しにくくなり、慢性的に硬いままになってしまいます。

⚫︎普段の「姿勢」によっても硬くなります。
後方や前方に傾く姿勢が、梨状筋に悪影響を及ぼすのです。
正しい姿勢のときには、梨状筋には負荷はかかりません。
しかし前傾姿勢になると、上半身につられて梨状筋が引っ張られ、常に大きな負荷がかかり続けます。

また、同じように後方反り返ったときには、足のほうに梨状筋が引っ張られることで大きな負荷がかかり続けます。
それにより、梨状筋は硬くなるのです。

【柔らかくするツボ】

効果が期待できる3つのツボがあります。
1、梨状筋の真ん中にある「臀中」というツボ
2、足の付け根に近い「環跳」というツボ
3、梨状筋のすぐ脇にある「胞肓」というツボ

梨状筋1

この箇所を重点的にボールでマッサージすると効果的です。
ツボ刺激で仙骨が矯正されてお尻マッサージと合わせて腰痛改善される方、多いらしいですよ!

※ボールが無いときは、グーにした手の第二関節で刺激しても良いです。

ぜひみなさんも、試してみてくださいね!

 

 

 

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