栄養価の高い食品「小豆」をコラムで以前紹介しましたが
今回は小豆の「煮汁」について書きたいと思います。
小豆を煮るときは一旦茹でたお湯(煮汁)をすて、新しい水で煮ます。
でもその煮汁、とても栄養があるんです。
過去にも「小豆茶」というのも流行っていましたね!
これはまさに、小豆の煮汁。
小豆を水煮した際の副産物だったのです。
●煮汁にはどんなものが含まれている?
カリウム …ミネラルの一種であり、過剰な塩分摂取で体に水分を溜め込むナトリウムに拮抗する
サポニン …血流の改善、病気の予防にも。高い利尿作用があり、水分を摂り過ぎたときに起こる体のむくみに効果がある。
など。
※サポニンには苦みがあり、植物の種類によって異なるようです。
●これらの栄養はなんに効く?
濃い味のお料理が多いお正月のお節を沢山たべた後のこの時期。
塩分を多く摂取することで起こるのは、むくみ。
なかなか気になるワードではないでしょうか。
カリウムやサポニンなど、身体の水分調整をしてくれる成分が含まれている小豆の煮汁。
むくみの改善には、効果が期待できそうです。
●摂取の仕方
煮汁の栄養素を捨ててしまうのはもったいないので、直接飲むなどに抵抗があるなら、
お赤飯やおこわを炊くのに使ってみるのも良いと思います。
お菓子作りには小豆のゼリーなどを作るときに寒天で固めたり、
パウンドケーキなどにまぜたりしても良いです。
たまに私は煮汁を小豆茶として直接飲んでいます。
ほんのり甘くて美味しいです。
小豆だけでなく煮汁にも色んな栄養があり、お料理にも活用できますね。
2回にわたり美味しい「小豆」についてのコラム。
読んでくださりありがとうございました。
是非試してみてくださいね。
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アパレル勤務の時、心と体のバランスがとれなくなり、右耳が突発性難聴に。その時にこころとからだの繋がりの大切さを知る。
からだは無理していないか。
こころは追いついていっているか。
マットの上で起こる出来事は日常生活にも繋がっている。
色々な流派をうけ、クリパルヨガに出会い惹きこまれていく。
「今の自分自身」を尊重し、かたちにとらわれすぎない、自分を知っていくヨガを伝えていけるように日々勉強中。