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深呼吸

2018年5月10日

miyuki

内側のみだれ「自律神経」について。〜呼吸編〜

内側のみだれ「自律神経」について、生活習慣食物編などをいくつか紹介してきました。
今回は、呼吸について。
自律神経は呼吸ともとても関係が深いのです。

ヨガをしている方々は色々な呼吸法をクラスで実践しているのではないでしょうか。

yogakkoの他のコラムでも『呼吸』についての記事がたくさんあります。
色々な『呼吸法』がありおもしろいですよね。

今回のわたしのコラムでは、呼吸でも『深呼吸』についてお話しいたします。

 

ストレス社会に生きている私たちは、
仕事や対人関係等のストレスから呼吸が浅くなりがちだと言われます。

私たちは心が不安定な時には自然と呼吸が浅く速くなります。
カラダも強ばったり緊張し、硬くなっていたりします。

呼吸のためにもたくさんの筋肉が使われていますが、
硬くなったカラダでは、深い呼吸が難しく、結果また浅い呼吸を・・・
というループが起こってしまうのです。

 

●深呼吸しよう

だからこそ、深呼吸。
思い出した時にやってみてください。

①口から空気を出していき、肺の中を空っぽにします。

②鼻からゆっくりと空気をたっぷり吸い込んでいきます。

③口を細くして、出来るかぎりゆっくりと息を吐き切ります。

最大のポイントとしては、最後まで息を吐き切るということです。
吐ききれば、自然とカラダは息を吸おうとしますよね。
吸いたくなるまで吐き切ることが大切です。

 

●息を吐ききろう

肺の中の空気をすべて出し切ってしまえば、
息を吸った時に新鮮な空気で肺を満たすことができます。

一度の呼吸で体内に取り込める酸素の量が増えるので、効率よく効果を得ることができます。

吐き切ることを心がけた呼吸を繰り返していくうちに、
自然と深くゆっくりとした呼吸のリズムを取り戻すことができます。
そうすると、自律神経が安定しはじめ、心も穏やかなリラックス状態になれるのです。

 

このように心の状態と呼吸は影響し合っています
心の影響だけではなく、深い呼吸はからだの緊張をほどく手助けもしてくれますよ。

 

たまに立ち止まってみてください。

自分に問いかけてみてください。

「あ、呼吸が浅い??緊張してる?イライラしてる?」

そんな自分に気づいたら実践してみてくださいね。

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アパレル勤務の時、心と体のバランスがとれなくなり、右耳が突発性難聴に。その時にこころとからだの繋がりの大切さを知る。 からだは無理していないか。 こころは追いついていっているか。 マットの上で起こる出来事は日常生活にも繋がっている。 色々な流派をうけ、クリパルヨガに出会い惹きこまれていく。 「今の自分自身」を尊重し、かたちにとらわれすぎない、自分を知っていくヨガを伝えていけるように日々勉強中。
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